傷つかずに生きるには

 

 

当たり前と言っては、当たり前なのですが、他人と自分は異なる人間です。

 

しかし私たちは、他人が自分と同じ感覚や考えでない場合に

「傷ついた」

「分かってもらえなかった」

「失望した」

と、自分が被害者であるかのように感じます。

 

 

特に、

他人と自分が違うのは当たり前だという意識を

持ちにくい時期というのがあります。

 

それは単純に言うと、

「弱っている時」

です。

 

世間に見放されるような辛い事や、

人間関係がこじれて自分の立場が危うくなった時、または失恋した時などは、

他人と自分の境界が曖昧になりがちです。

 

あるいは、生まれてからずっと長い間、

自分が「弱い」と感じている人も同様にいると思います。

 

他人の言葉に傷つくたびに、

世間・社会から一歩ずつ遠のくことで、

必死に自分を守ろうとしている人もまたいるはずです。

 

「傷つきやすい」人や、

またはリストラや失恋などの状態にある人は、

自分に共感し賛成してくれる人を強く求めます。

 

他人と一体になれなかった経験を何度も積み重ねるほど、

「どこかに自分を本当に理解してくれる人がいるはずだ」

という信念はより一層強くなっていきます。

 

 

話を元に戻しますと、

「他人と自分は別の存在であって当たり前」

この事実は未来永劫変わりません。

 

では、なぜ私たちは、

自分の味方になってくれる他人を

わざわざ求めるのでしょうか。

 

自分と同じような他人に出会う事は、言わば

「奇跡」

です。

 

その「奇跡」を求めて、

毎日群衆をさまよっているならば、

それはそれは疲弊してしまって当然だと思います。

 

「今日も分かってもらえなかった」

と肩を落とす日々が、生まれてこの方ずっと続いているのですから、

人生に嫌気がさしてしまう事も稀ではないはずです。

 

 

実は、「傷つく」の原因の1つに「愛情不足」があります。

あなたが他人の言動に一喜一憂してしまうのは、

自分の中の愛情が欠如しているからです。

 

先に上げた、リストラや失恋というハプニングは一時的な愛情不足を引き起こしますし、

また日常的に傷つきやすい人は恒常的な「愛情不足」に陥っています。

 

その理由についてはここでは割愛しますが、やはり親子関係にあると言えます。

 

しかしあなたが大人であるならば、

これまでの不遇な境遇に関わらず、

愛情不足を解消する事は可能です。

 

ポイントは、冒頭でも述べた

「他人と自分は違う存在である」

という当たり前の事を念頭に置くことです。

 

そして、他人は自分の代わりには絶対になりません。

だから、自分の中の愛情不足は自分で解決する必要があるのです。

 

まずは、「嫌な事を1つやめる事」です。

 

あなたが、自分の嫌な事をわざわざやるのも、

愛情不足を埋めるために

無意識があなたに働きかけているからに他なりません。

 

世の中には、嫌な事をやらずに生きている人が、

あなたが思っているであろう人数よりずっとずっと多くいます。

 

他人の言動に傷つかない人は、自分を削って誰かのために何かをしようとは決して思いません。

だから、いつも自分のためになる事を選択します。

もし他人と何か共通点があれば「奇跡」だと思っています。

 

それだけ、自分と他人には大きな境目があると分かっていながらも

他人だらけの中で生きていけるのは、

自分の中の愛情が自分を守ってくれているからなのです。

 

やりたくない事をやらないようになるにつれ、自分の中の愛情不足がどんどん解消されていきます。

愛情に満たされたあなたは、傷つかない、自由な人生を手に入れられるのです。

 

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